左の写真のタイプの立爪リングのりフォームはよくいただきます。
「飛び出ているのでしにくい、ひっかかる」
「シンプルなデザインにしたい」
「ペンダントトップにしてほしい」
今回は、使いやすいシンプルなデザインのリングにして欲しいという加工依頼をいただきました。

お預かりした立爪ダイヤリングは
pt850−5.65g　　ダイヤ−0.45ct
下取りした地金はpt900−4.7gです。

業者用のカタログから希望のデザインを選んでいただき、3種類のデザイン候補あげる。 だいたいの見積りも伝えます。
再びお会いし、前回選んだ3種類のデザイン候補の空枠をみてもらう。
デザイン決定。小さいメレダイヤを4石あしらうことになる。サイズの確認。

pt900ダイヤ1.01ct立爪リングをお客様のイメージするリングへリフォーム加工依頼。

材料：pt900下取地金：5.5g　ダイヤ：1.01ct　1石

途中経過を見ていただくことを仮縫いと言っています。

仮縫い時に、この矢印の空間を狭くして欲しいといわれました。

加工料金：38,000円
地金：仕上りpt900-8.58g, k18-2.42g
　　不足地金pt900-3.08g(8.58g-5.5g=3.08g)x3,000円(pt900=1g @3,000)＝9,240円
　　　　　　k18-2.42g×1500円(k18=1g @1500)＝3630円
　　不足地金分合計　9,240円＋3,630円＝12,870円

　　お渡し代金：50,870円

pt900の月桂樹彫り甲丸リング２本。マリッジリングです。３�o幅。
　ご主人のリングはほとんどしていなかったようで、月桂樹彫りはあまり摩滅していませんね。 奥様の方は、摩滅してしまい模様がわからなくなってしまっています。
　預かり地金内で、彫りの見本から、忘れな草彫りを選び、花粉のところにダイヤを入れる デザインへリフォームすることになりました。。

材料：pt900下取地金：6.3g

トパーズの入っているk18石枠のデザインをそのまま活用し、 同じデザインでバチカン（ネックレスを通す部分）を作ってペンダントにとうい加工依頼。←お客様の希望。
リングについているトパーズをはずしたら、おしりのカットもきれいに入っていた。 仮縫いの時に、お客様とトパーズの傾き具合とトパーズを逆さに使うかを相談。

＜内訳＞　お渡し代金　21,519円
加工賃　18,000円。
仕上がり　地金：k18-4.73g(4.3g)
素材として、トパーズのk18空枠リング＝2.7g（3g）あり、不足地金　4.73g−2.7g＝2.07g
　2.07g×＠1,700円＝3,519円
合計　21,519円

＜内訳＞　お渡し代金　37,988円
�@　加工賃　20,000円。(エメラルド石座加工賃含）
仕上がり　地金：k18-6.4g(ネックレスの重さ3.1g含む） 　下地金素材として、エメラルドのk18空枠リング＝0.99g（1.1g）あり。 　6.4g−3.1g＝3.3g　3.63g(3.3×10%)−0.99g＝2.64g
�A　不足地金　2.64g×＠1,700円＝4,488円
�B　ダイヤ2石　0.01ct(1,000円)と石座加工(1,500円)＋0.015ct(1,500円)と石座加工(1,500円)＝5,500円
�C　k18NC(3.1g)　8,000円
　　　合計　37,988円

お客様のリフォームへの希望は、
　・pt900で仕上げる。
　・アメジストの表面はカットさせて欲しい。

お会いした時、その場でだいたいの見積りをだします。

アメジストの研磨は、研磨屋さんへ持っ行きます。「この石をオーバルカットをした場合、内包物がでできてしまうかもしれない」とアドバイスをもらう。 そのことを、電話でお客様に伝え、オーバルカットをするかどうか相談。カットはしないことに決まりました。

　オーバルカット：お客様がお持ちになった写真にある石のようなカット。 サファイヤ、ルビーでよく見られるカットです。
　また、研磨(カット)をすると、その分石は小さくなります。

　3/15,16の東芝の家電フェアーにおいていただいた加工依頼をご案内します。
製品42cmのk18ボールをあしらったトルマリンＮＣを、２本のブレスレットにする依頼(ご夫婦でおそろいにする）
このトルマリンＮＣは\20,000の商品。
・金具(クラスプ)は、銀製で金メッキ仕上げ。
・トルマリンは６�o。
・k18ボールは、大､中､小のグラデーション。
　計7個使用。

　お渡し代金：30,000円
・男性用：全長20�p強。
　金具(フック、プレート)は、k14wg。k14wgの4�oミラーボール3個使用。
・女性用：全長18�p強。
　金具(フック、プレート)は、k18。k18の5�oボール5個使用。

トルマリン色の流れ、個数、全長の指定があるため、ボールとトルマリンの並べ方になかなか苦労しました。

　今回は、リフォームご紹介とは少し違って、「こんなこともできるんですよ！」という紹介になります。
「翡翠（ヒスイ）を身に付けていると、色やつやが変化してきて、開運の兆しをそれに見ることができる」 といわれています。
翡翠には、ジェダイト（硬玉）とネフライト（軟玉）とがあります。ふつう宝飾類に使われるのは、ジェダイト（硬玉）です。 透明感があり､深いグリーンが最上品とされています。主産地：ミャンマー。エメラルドとともに5月の誕生石。

　｢幸運」を願うお客様より、「翡翠が欲しい、予算は10万円くらい」との依頼がありました。 色石屋さんより丸だまの翡翠を取り寄せていただき、それをお借りして、お客様に見ていただきました。

　1回目は、うすいグリーンで、多少黒く見える内包物ありの9�o玉(3万円）と10mm玉（3万円）を見ていただく。 「黒いのが見えるのは不吉。もっと大きいのがいい」との返答。
　2回目が左の写真。深めのうすいグリーンで、内包物は肉眼ではわからないAの10�o玉(8.5万円）とB,Cの11.5mm玉（9.5万円)を見ていただく。
Bの玉に決まり、プラチナのペンダントTOPに仕上げることになりました。

　＜途中経過2＞
・お顔を入れる。　・翼をつける。　・ブランコの板の裏に文字の刻印を打つ。

「全力を尽くしますが、もしかすると18日までには間に合わないかもしれない。 それでも、よければ」とお断りをいれてかからせて貰うことになりました。 その後の、わたしの有り様は、ご想像にお任せしま〜す！でも間に合ってよかった…！特急料金いただけば良かったななんちゃって！

　裏話。この制作には、2ヶ月くらいかかってしまいました。大柄でけど平面的な透かしリングの作りであるので、最初の見積りは30,000円だったのです。 途中経過２の段階で見ていただいた時、加工料の交渉をさせてもらいました。快く了承していただけ、本当にありがたかったです。 フリージアのお客様から、新たに指輪のリフォームを希望されるお友達を紹介していただきました。 始めは、作品紹介にあるリングのデザインだったのですが、フリージアのリングのような大柄のリングを作ることになりました。 材料は、k18、pt900の地金。サンゴ、メレダイヤとあります。まだイメージを膨らませている段階ですが、また、ご紹介しますので、 待っていてくださいネ！このフリージアのリングは、毎年夏にある、ジュエリーコンテストに出品させてもらおうと思っています。 毎回、参加することに意義があると…

材料：k24純金　5.5g

k24の甲丸リングを預かり地金内でペンダントトップへのリフォーム依頼。

k24純金は、材質がやわらかいことをご存知の方もいらしゃると思います。 シンプルなデザインですが、チョッと苦労しました。

ひし形(2�o幅､1.2mm厚)の部分がk24。小さいひし形はつや出しにして、大きいひし形はつや消しにしました。 丸カンとバチカンは、k18で作りました。


　加工料金：15,000円
　仕上り:5.2g

　　お渡し代金：15,000円

　＜上の写真の説明＞
　　残念ですが､リフォーム前の記録はありません。
リフォーム前は、pt900ダイヤ付の帯止めでした。
すべてお持ちのpt900地金素材で加工できました。　加工賃：25,000円

＜内訳＞　お渡し代金　33,508円
�@　加工賃　28,000円。(オーバルサンゴ5個：＠3,000円の石座加工賃含）
仕上がり　地金：k18-6.12g(5.65g） 　下地金素材として、サンゴ丸珠のk18空枠リング＝2.88g（3.2g）あり。オーバルサンゴ5個付の金色枠はイミテーション。 　6.12g−2.88g＝3.24g
�A　不足地金　3.24g×＠1,700円＝5,508円
　　　合計　33,508円

タイピン

特別注文の家紋(井形に木瓜)を付けたタイピンです。